header image
icon
小説お題企画
栞さん
投稿の仕方

#文字書きさんの小説で童and座 のタグと、担当小説のpixivのリンクの貼り付けをお願いします。

栞さんから

【はじめに】

このたびは企画へのご参加ありがとうございます。 ずっと憧れていた企画でしたので、とても嬉しいです。

 今回のお題について、まず説明させてくださいね。

 

 ①絵師さまたちが自分の好きな場面を選んで描きやすいように、それぞれの場面を敢えて長めに切り取っています。けっして全部描いてください、という訳ではないのでご安心くださいね☺ 短く切り取っていただいて構いませんので、「ここだ✨」とビビビッときた箇所を描いて頂けると嬉しいです。

 ②小説は「言葉」をツールとした表現ですので、心理描写が中心になり、モノローグ等が多くなりますが、そうした部分をきっぱりカットされてもOKです。漫画や絵で、表現されやすい方法をとられてください。話の流れ等から、私が書いていない言葉や台詞を少し追加されたり等もOKです。漫画や絵の媒体に合った表現をされてください。(あ、もちろん、そのまま文章を使われてもOKですよ) 不安な点や疑問点などがあられたらお気軽にご相談ください。

 楽しく描いて頂けるのが一番ですので、ご無理のない形で制作されてくださいね! よろしくおねがいします🙇

イノセント・ワールド

『イノセント・ワールド』より

 童磨は「無垢な子ども」「大人になれない子ども」「(自分のためには)泣けない子ども」だというイメージからこのタイトルにしています。れんごくさんが一切登場しない、初の本格的童猗窩でした。

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14599509

①本「p19~20」 支部SS「2枚目」(童磨視点)

「年に一度の上弦の酒盛り。俺は彼等にとびきりの酒と稀血を振る舞って、1名除いて全員がほろ酔い気分。そして猗窩座殿はべろんべろん。普段の威勢は何処へやら、大嫌いな俺の肩にもたれ掛かってうつらうつらと寝始める。(中略)

 そう……年に一度の酒盛りは、猗窩座殿がだれのものかを彼等に知らしめるためのものだった。」

  

②本「p21~28」支部SS「3枚目」(堕姫視点)

「『あの御方の血が不味いだなんて、お前もまだまだだな』

 猗窩座様の言葉に全員が凍り付いた。童磨様も、あの黒死牟様でさえもだ。

(中略)

 童磨様は慌てて猗窩座様を庇(かば)って言う。

『まぁまぁ、黒死牟殿、良いではないか。酒の席は無礼講だよ。俺は気にしちゃいないし、むしろ嬉しいね。それにあの御方の血の後だ。口直しも必要だろう? 俺なぞまだ口の中がヒリヒリするぜ』

 そう言った時だった。半分寝ていた猗窩座様がパチリと目を開けて言ったのだ。」

 

③本「p31~34」支部SS「4枚目」(童磨視点)

「――…ちょっと待って。今のも聞き捨てならないな。君、一体全体どうやって血を飲んでるんだい?」

 (中略)

 脅えているか、だって? そうさ、脅えているとも。

 鬼の序列は絶対だ。アンタと、あの御方が本気を出せば、俺は猗窩座殿には指一本、触れられない。

 だからこうやって、俺の匂いをつけてるんじゃないか。

 アンタも、あの御方も、とびきりプライドが高くていらっしゃるのだから、俺の手垢のついたものは我慢ならないだろう?

我慢……ならないハズだ。

 

④本「p34~36」支部SS「4枚目」(童磨視点)

「ねぇ、猗窩座殿、あの御方から貰うのは血、だけ?」

 毎年のごとくぐてんぐてんに酔っ払ってベッドの上で気持ち良さそうに寝そべっている猗窩座殿の耳元で囁く。

「ん……血……」

「コッチから何か貰わなかった?」

(中略)

  ――…所詮、一晩の夢だ。

R18⑤本「p38~45」支部SS「4枚目」(童磨視点)【座がどまの見てる場面で素直に0721するところ】

今だって……君はすっかり夢うつつで、服を脱がせようが肌に舌を這わせようが為すがまま。ほら、自分から足を開いちゃってさ、俺が見てるのに自分の手で自分のちんぽをシコシコ擦って、一人で勝手に気持ち良くなろうとして、そんなのちっとも君らしくない。

(中略)

  

 代わりに耳元で囁く。

「今度から一人でする時もいっぱいこっち、ぐぽぐぽしながらシコシコしようね。でもって、俺のこと、ちょっとだけでいいから思い出して。ね? 約束だよ?」

 

 そういって、乳首をキュッってつまんであげた。猗窩座殿はひときわ高くヒン、と鳴いてようやく達した。絶頂は長く緩やかだった。勢いのない小便みたいに、数度にわけて精を放つと、それからクテンと意識を飛ばした。

☆R18⑥本「p52~53」 

「――――っ、俺も、も、限…界っ」

 ――――…奥に、濃いのいっぱい出してあげるね。

 そう囁いて、射精した。

(中略)

 言葉はなかなか見つからなかった。信者にかける薄っぺらな言葉だったらいくらでも思いつくのに。

 君の身体を抱きしめてうなじに顔を埋めて匂いを嗅ぐ。幸いなことに、まだ殴られない。

 ずっとこうだったら良いのに、と思ってそれを口にした。

 「ねぇ、君の雄マンコが乾く間もないくらい、毎日ヤりまくりたい」

すると君は顔を真っ赤にして、水膜の張った目で俺を睨むと、心底嫌そうに「死ね」と言った。 https://twitter.com/messages/media/1434286533054328837

ダブルレインボー

【ダブルレインボー】

『イノセント・ワールド』では「―――しい」というように、自分の感情に言葉をつけることが出来なかった童磨ですが、この話と後日談である『孕み猫の憂鬱』を通して、自分の感情に明確な言葉をつけることができるようになり、さらにそれを座殿にも伝えることが出来るようになります。

 人は言葉を通して、世界を実感しています。だから「―――しい」としか言えなかった『イノセント~』の時の童磨は、”世界を知らない幼い子ども”でした。

 それが、自分が手も足も出せない黒死牟やむざ様との関わりをとおして、はっきりと、自分の感情を自覚していく…「泣けないこども」が「泣ける」ようになり、成長する話です。

 原作軸でどあかをくっつける、という最大目標が『孕み猫~』まで読むと達成されます。『🌈🌈』の中では結婚式も挙げているんですよ、一応。

 座がどまの告白に何と答えたかは、本を読まれて見て下さいね☺

 

『ダブルレインボー①』

 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14621272

 

⑦本p64~69 支部1枚目 R18(座がゲロした罰で「童磨様」って言わせられる場面。 ちなみにうちの座の雄マンコは刺青が穴の周りをぐるりと囲んでいるのですが『二等辺三角関係』に詳しい描写があります。もっと分かりやすく言うと、げぼくさんの描く雄マンコを縦割れさせた状態です。うちの座の雄マンコは全てそれですのでよろしくおねがいします🙇)

 

「 奴は持ち前のお節介を発揮して、わざわざ俺の口の中に自分が殺したばかりの女の肉を突っ込んだ。(中略)

 「――…っ―――…なんでも…し……から、…………それ、だけは……………お許……さい」

 

 絞り出すようにそう告げた。

 続けて、「童磨様、童磨様、童磨様」と幾度も幾度もアイツの名を呼んで乞うた。

 情けなさと不甲斐なさで涙が零れた。悔しさと恐ろしさで胃の腑(ふ)が焼け付くようだった。」

⑧本p74~77 支部1枚目(R18 ペニスリング&視覚共有)

「あぁ、猗窩座殿、すっかり興奮しているね。でも、君は今、牝犬だからね。エッチな君がそっちで気持ち良くならないように、俺が手を貸してやろう」

 そう言ってアイツは氷のリングを作って俺の陰茎の根元を縛った。

 (中略)

「ねぇ、見える? 凄いよね。君、通和散なんか使わなくったってコレなんだぜ? いつの間にか女の子みたいに、勝手に濡れるようになっちゃった。ねぇ、自分の指で広げてみて? そうそう、良い子。猗窩座殿、コーフンした? またいっぱいエッチなおつゆが溢れてきちゃった。ほら、俺の腹の上にとろーんって、涎こぼしちゃってる。ねぇ、ナカ、見える? 綺麗な紅桃色してるでしょ。すごく美味しそう。あぁ……早く、ナカに入りたいなぁ」

  

 俺はヤツが喜ぶようにいやらしく腰を振って、それからゆっくり、ゆっくりヤツを咥え込んだ。一気に全部は入れないで、浅い所で亀頭だけをぐぽぐぽしてみせて、ヤツが焦れて催促したところでようやく腰を落とす。

 

 奥まで咥え込んだ瞬間、目の奥に星がチカチカして、視界が真っ白になった。尻の孔から脳天目がけて一直線に快楽という名の電流が走る。

「――――…っ、あ、ああっ…ンぁ、ああぁっ」

⑨本p78~82 支部1枚目R18(ちゃんと恥ずかしいの我慢して「おちんちん」って言ったのに「おちんちんはないの」に言われた!)

 

 「……っ、……ん、んんっ……あひっ、ゃあっ、童磨ッ、クソッ……コレ、コレ取ってくれっ。ぃ、あ…っ、あぁっ」

「うーん、コレって何かなぁ?」

(中略)

「だめだよ、猗窩座殿は今日は牝犬なんだ。おちんちんはないの。――――…コレ、今日はないの。だからお尻でいっぱい、気持ち良くなろうねぇ」

ダブルレインボー②

『ダブルレインボー②』

 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14728844

 ☆⑩本p115~116 支部2枚目

精子はいつも外に出した。

 上位の鬼の体液を与えるのは力の譲渡に等しいからだ。

 元気になった猗窩座殿が暴れると厄介だったし、それに……抱いて抱いて抱き潰して、くったりとした猗窩座殿に口づけをする穏やかな時間が、俺は一等好きだったのだ。

 朦朧としている猗窩座殿にキスをしながら、俺は俺の秘密を、猗窩座殿にこっそり教えてあげる。

 

 この猗窩座殿を抱いている部屋で、両親が死んだこと。両親はすごく頭が悪かったこと。だけど俺をいっぱい可愛がってくれたこと。――――……皆、何故かこの部屋を壊せと強く言ってきたけれど、面倒だったから寝室にしていること。

 みんなは気持ち悪がったけれど、俺はぐっすり眠れたんだ、というと、猗窩座殿は表情のよく分からない変な顔で俺の事をじっと見つめて、それから俺の頭を億劫そうに撫でてくれた。

 猗窩座殿の手はいつもひんやりしていて、情事で火照ほてった身体に心地良かった。

 俺は猗窩座殿の乳首をいじってみたり、腹筋の弾力と肌の滑らかさを堪能したりしながら、綿飴みたいな時を過ごした。

⑪本p119~121 支部SS2枚目 R18(陰間の真似事して男を食べようとしたら、どまに発見されてガチギレされてからのお仕置きセックス)

「まったく、彼の可愛らしさと来たら花魁(おいらん)でも敵わない。流し目一つで簡単に男は釣れた。

 それにしても猗窩座殿の趣味は最悪だった。選んだのは体毛の濃い、熊みたいな大男。取り柄と言えば見事な筋肉とブツのデカさくらいだ。

(中略)

「ほら、あの男にしようとしてたこと、俺にもして見せてよ」

「――――――――…嫌だ」

「どうして? さっきはノリノリだったよね? 猗窩座殿があの男の口を一生懸命吸ってあげて、アイツの臭くて汚いちんぽを舐めようとしてたの、俺、ぜんぶ知ってるぜ?」

 そう告げると、猗窩座殿は耳まで真っ赤になって俯うつむいた。握りしめた拳こぶしにも額にも血管が浮き上がって、怒りと羞恥にぶるぶると震えている。なのに、俺を吹き飛ばせない。

 ――――…やっぱり、相当悪い事をしていたという自覚があったのだ。

 俺は両手で猗窩座殿の頬を包み込んで顔を上げさせた。

 

「男の精が欲しいんだろう? だったら、俺がいっぱいナカに出してあげる」

⑫本p126~129 支部SS2枚目 R18(②のつづき)

「――――…上手だね。とっても気持ち良かったよ。ねぇ……誰に教わったの? アレ、何回目? 初めてじゃなかったよね? もう何回もしてるの?」

 猗窩座殿は脅えたように後ずさる。俺は彼の上に覆い被さって詰なじった。

 

 ――――…後ろ、何回挿れさせた? 気持ちよくって癖になっちゃった? ねぇ、教えて。それにキス、すごく上手だった。すごく気持ち良かった。俺、すっかり感動したぜ。――――…アレ、誰に教わったの? 誰が教えたの? 答えてよ。口、ついてるだろう? なぁ、正直にちゃんと答えろっ……!

(中略)

  君が弱い鬼だったら、きっと大変な事になっていたよ。寄ってたかって孔を掘られて……あぁ、でも、君にとってはむしろご褒美かな? 男のちんぽが大好きだし、精子だっていっぱい貰えるからね……

 笑いながら、罵(ののし)りながら、俺は自身を嵌め込んだ。吸いつく肉壁がいとおしくて、そして憎らしかった。猗窩座殿はずっと悲鳴を上げていた。嬌声じゃない、悲鳴だ。俺は全然気を遣わなかったし、力任せにガンガン腰を打ち付けて、お構いなしに内臓を傷つけた。傷つけられた傍から、猗窩座殿は再生した。再生した傍から、俺はまた食い破った。

⑬本p132~133 支部SS2枚目 (③の続き。はじめてのナカ出し)

 ナカに出した瞬間、猗窩座殿の尻はもの凄く喜んだ。

 上位の鬼の精はとびきりのご馳走らしい。生き物みたいに腸壁がうねって、搾り取るように俺の性器に絡みつく。

「ね、分かる? 君のナカ、すごく喜んでる……」

「――――…違っ」

 

 違う、違う、これは何かの間違いだ、と猗窩座殿は必死に訴えた。

 

「でもすごくうねって、俺のを舐め回してるよ? 貪欲だね……もっかい、欲しいの?」

「違っ…クソっ…もっ――――…抜けっ、抜けっ!」

 

 猗窩座殿は真っ赤な顔でドンドンと俺の胸を叩いた。地味に痛いけれど、可愛いから俺は顔がにやけてしまった。

 ――――…あんなに怒っていたのが、嘘みたいだった。

 猗窩座殿が「お前だけだ」と言って「俺」ですっかり感じ入っている――――…こんな些細な事で、俺は簡単にご機嫌になれた。

 

「嘘はいけないなぁ。それから……男娼のまねごともね。

 ――――…アレ、もう二度としないで。精をつけたいなら、俺が何遍だって注いであげる。俺のをいっぱい飲んで、鍛錬して強くなって……そしたら、もう一度、俺に挑んでよ?」

 ―――…ねぇ、猗窩座殿――――……俺は待っているから。いつだって君を待っているから……

 

 俺は猗窩座殿を膝の上に抱え直して、それから三日三晩、狂ったように抱いたのだ。

ダブルレインボー③

【ダブルレインボー③】

 

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14856937

⑭☆本p144~145 支部SS1枚目(童猗窩結婚式)

 

 しばらくするとアイツはやっぱりフラフラしながら戻ってきた。

 右手には酒瓶。左手には盃さかづきを乗せた盆。酒瓶の中身は予想どおり稀血だった。

 呆れたことに、ヤツはそれを二人で飲むつもりでいた。

 俺が断ろうとすると、「三日夜(みかよ)の餅」ならぬ「三日夜(みかよ)の稀血」だ、だから二人で半分こしなければ意味がないのだ、と主張する。

(中略) 

 アイツは盃さかずきに並々と血を注いで寄越し、俺が飲み干すのを見守った。俺は半分以上ヤケクソで、一気に中身を開けると返盃(へんぱい)し、同じように血を注ぐ。アイツは両手で恭(うやうや)しくそれを押し頂いて、それから綺麗な仕草で飲み干した。

 飲み干すと同時に血色がすっかり良くなって、本来のみずみずしさを取り戻していた。

 花が、静かに咲き開く瞬間を見たようだと俺は思った。

 

「――――…ねぇ猗窩座殿、これから先、絶対にあんな事しちゃ駄目だよ」

「あぁ」

「君を抱くのは俺だけだ」

「――――…貴様もそんなことはしなくていい」

「つれないなぁ、猗窩座殿は。せっかく俺たち――――……になったのに」

「――――…は?」

「猗窩座殿は、やっぱり知らないかぁ……」

「――――…何をだ?」

「ん……――――…良いよ、何でもない」

 アイツの元を去った後も、股の間にずっとヤツのペニスが入っているような感覚がしばらくずっと残り続けた。

ダブルレインボー④

【ダブルレインボー④】

  https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15058047

⑮本p182~186 支部1枚目 R18 (異物挿入)

猗窩座殿の数珠を見やりながら、雄オマンコを指でくぽくぽしつつ囁くと、能面みたいなおすまし顔に亀裂が入った。下がり気味の細い眉がピクリと跳ね上がって、顔がくしゃりと歪ゆがんで、耳の付け根まで真っ赤っかになって、唇をわなわな震わせながら「いやだ」と言う。

 

「あぁ、どうしたの? ――――…え、絶対に嫌? 俺はしない? うそ! 猗窩座殿、鍛錬好きでしょ? 人間食べるの忘れちゃうくらい大好きだって、俺、知ってるぜ?

 だから――――コッチもいっぱい鍛えてあげようね?」

(中略)

 

 俺は真っ赤な顔で嫌がる猗窩座殿がかわいくて……かわいくてかわいくて堪たまらなくて、ちっとも耳を貸さなかった。

 数珠を押し当てると猗窩座殿のアソコがキュッと収縮する。人肌より冷たい硬質の感触にビックリしているみたいで、それも可愛かった。一粒ずつ、ゆっくり入れた。数珠は一粒一粒が意外に大きくて、途中で苦しくなった猗窩座殿はまた「無理だ」と言って泣いた。俺はそんな猗窩座殿の頭をよしよししながら、がんばれがんばれと応援した。

⑯本P187~p188 支部1枚目R18(①のつづき 産卵プレイ)

「いつももっと大きいモノ食べてるでしょ? ほら、こっちは美味しいって言ってるよ? もっと、ちょーだーいって、言ってる。――――…ね、食べて?」

 

 猗窩座殿のソコは、俺が何度も嬲(なぶ)ったせいで肥大化し、すっかり形を変えていた。

 けれど、色は何故か生娘(きむすめ)みたいな綺麗な桃色で、そこから埋め込んだ数珠の真っ赤な頭がコンニチハしてる様はひどくそそるものがあった。

 猗窩座殿が尻に力を入れたり緩めたりする度に、それは別の生き物のようにヒクンヒクンと動いて、その度に赤い数珠の見える面積が大きくなったり小さくなったりした。

(中略)

俺は猗窩座殿の背後に回って、自分の胸に身体をもたれかけさせた。つむじにチュッと口づけて、囁く。

「――――…焦らないで。ね? ちゃんと全部出せるよ」

 

 乳首をクニクニと押しつぶしながらキュッと摘まむと、ブブブッっておならみたいな音がして、ぽこんぽこんと出ていった。少し遠くに飛んだもしれない。俺は猗窩座殿が産み落としたそれらを一粒一粒拾って、糸を通していく。猗窩座殿はハァハァと荒い息を吐いて目を閉じたままぐったりと枕にもたれ掛かっていた。俺は下袴のポケットの中に最後の一粒を隠していった。

⑰本p188~p194 支部1枚目(②の続き。取れなくなっちゃった!)

「ひぃ、ふぅ、みぃ……アレ? 一個足りないなぁ? 猗窩座殿、きっとまだナカに残っているぜ?」

「何…だと?」

(中略)

 本当、いつも言うこと聞かない癖に、なんでこういう時だけ素直なの? わざとなの? 

 ぬらぬらと光る濃い桃色の肉が、ハクハクと閉じたり開いたりを繰り返す。それはすごく物欲しそうに見えた。こうやって俺のちんぽをしゃぶってるんだ、と思うと堪たまらなかった。だから……。

「――――ッ!!!!!」

  

 情動の赴くまま、欲しがり屋さんの雌孔にペニスを挿入する。猗窩座殿は、こぼれ落ちちゃうんじゃないかってくらい目を大きく見開いて、それから吐き捨てるように叫んだ。

⑱本p206~p211 支部1枚目 R18(三日三晩連続おせっせ~結婚式のどま視点)

  途中から苦しくなった。精を吐き出す度にキリキリと痛んだ。目が霞んで、頭の芯がぼうっとなる。三半規管が狂ったように世界がグルグル回って、起き上がることすらままならなくて……猗窩座殿はそんな俺を押し倒して、馬乗りになる。殴られるのかと思ったら、右手で俺のペニスを扱いて無理やり勃たせて腰を沈めた。

 

 純然たる悪意――――…俺から奪い尽くすためにやっている。

 

(中略)

 射精しようとすると尿道口に鋭い痛みが走った。歯を食いしばってそれに耐えていると、下腹部が急に軽くなった。猗窩座殿が俺の上から退(の)いたのだ。尻から出たペニスは見る影もないほど萎(しな)びている。「ねぇ――――…俺、ちゃんと出せた?」

「――――…あぁ」

「本当に?」

「――――…本当だ」

「――――…良かったぁ。でももう駄目だ。流石(さすが)に弾切れ。金玉、すっからかんになっちゃった! ごめんね、もう本当に何にも出ないや」

 

 猗窩座殿は変な顔をしてずっと俺を見ていた。その顔がひどくさびしそうに見えたから、俺は手を伸ばして彼を抱きしめた。啄むようにキスをする。猗窩座殿はおとなしくじっとして、俺のキスを素直に受け容れて――――…あぁ、俺の一等好きな時間だ。

  

⑲本p235~p242 支部3枚目 R18(顔なし座殿を再生させる場面)

 「俺の手、わかる?」

 彼の胸を愛撫しながら、顔のない猗窩座殿に話しかける。当然、返事も反応も一切ない。それでも俺は話しかけ続けた。

 

「君、ここ好きだった。最初は全然感じなかったけれど、ナカを突きながらここ抓(つね)ってるうちに、すごく大好きな場所になったね。おへそもさ、じつは好きだよね。ここ、舌先でほじると、君の雄(オ)マンコ、キュッってなるんだぜ?」

(中略)

 「ねぇ…猗窩座殿、起きたらまた、いっぱいせっくすしようねぇ」

「――――…その前に、貴様はちゃんと食事しろ」

「うん。ごはん食べたら、また、シテもいい?」

 

 すると猗窩座殿は大きな溜め息を一つついてくるりと背を向けた。拒絶の言葉は返って来なかった。俺は背後から猗窩座殿を腕に抱き締めた。

 ぽん、と小さい子にするみたいに頭に手が置かれる。ぐしゅぐしゅとそれは髪を掻き回した。

 俺は猗窩座殿の首筋の匂いを嗅ぎながらそっと目を閉じた。

 お腹は空腹でぺしゃんこだったけれど、ひどく満たされた気がした。

孕み猫の憂鬱(ダブルレインボー⑤)

【孕み猫の憂鬱(ダブルレインボー⑤)】

  https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15579830

⑳本p258~265 支部1枚目(しぼtnをはめながら「ちらーん」 )

そこは無限城の一室だった。

 猗窩座殿は顔を真っ赤にして、だらしなく開いた口からは涎がだらだらと零れている。鋭い光を宿した目は、見る影もなくとろんと濡れていて、お尻の方からいつものいやらしいオンナノコの匂いがプンプン漂ってきて、あぁ、発情しているんだな、というのがすぐに分かった。

(中略)

思いだけがグルグルと、氾濫した川みたいに渦を巻いていた。なのに、全身が金縛りにあったみたいに硬直して、指一本動かせなかった。

 それが解けたのは、猗窩座殿がちらーんと俺を見たからだ。それはもう、ものすごく小生意気な顔をして、これ見よがしに、ちらーん、と。

 むちゃくちゃ可愛かった。でもってむちゃくちゃエロかった。下半身に一気に血が集まって、ちんこがもうビンビンだ。――――…と同時に、金縛りが解けた。壱殿に対する恐怖もどこかに消えた。全部、猗窩座殿のおかげだ。だけど――――…礼なんか、絶対に言わないからな。

 

「あぁ、気のせいかな? 俺はさっきから二人に無視されているような気がするのだが」

(21)本p268~272 支部1枚目(どまがしぼに血戦申し込みます)

 ふーん、ふーん、俺とスル時は、簡単にはなびかない癖に、壱殿の前ではそんなに簡単なんだ。チョロいんだ。

 

 随分と甘やかになった、と思っていた。アレは俺にしか見せない顔だと思っていた。

 だけど――……全部、ひとりよがりの慢心(まんしん)だった。

(中略)

  きつく目を閉じると、粉々に砕けた心がこぼれ落ちていった。頬が熱かった。扇を広げて目の前にかざす。

 もう、何一つ見たくなかったし、聞きたくもなかった。情事の後のけだるさの中、腕の中でまどろんでいる猗窩座殿を思い浮かべる。

 ――――…なぁ、猗窩座殿。俺は君のことが、本当に、心底、好きだったんだぜ?

 

 心の中で「さようなら」と呟くと、黒死牟の背中目がけて扇を翻(ひるが)えした。