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一次創作
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名前:水月 鏡花(みつき きょうか)

身長:163cm

体重:49kg

年齢:23歳(自称)

誕生日:5月21日

血液型:?

趣味:日向ぼっこ

特技:合気道

イメージCV:坂本真綾

イメージソング:

君の脈で踊りたかった/ピコン

マフィア/wotaku

先天性色素欠乏症ゆえの病的なまでに白い肌。月白の髪は臀部を通り過ぎる程に伸び、簪によってお団子のハーフアップに纏める。紅藤の双眸は猫目がちで、その顔立ちと雰囲気は中性的

黒い男性物の着物を着て白い羽織を肩に掛け、一人で住むには広過ぎる日本家屋に、御歳4歳となる錆猫の菊月を招いてのんびりと暮らす。庭には代々の猫のお墓がふたつと、それを囲うように四季折々の花が植えられている。尚、気分次第で女性用の着物も着ており、顔立ちが顔立ちなのでどちらの性別にも見える

深い呪術の知識を携えて悪鬼羅刹を祓う陰陽師であり、呪術師。恵まれた身体能力と圧倒的なセンスで繰り出される武術を前に祓い損ねた存在は居らず、仇なす存在を幾度も無に帰させている。体を原子に変化させる術式〝鏡花水月〟の遣い手として重宝されている反面で、狂戦士と畏怖されている

神社生まれ故に第六感が冴えている上、幼少期から容姿も相俟って神聖視されていた。そのお陰か俗世と隔離された環境で育った為、社会常識を認識しているが理解はしていない破綻者。必要であればの話だとしても人を殺める事を罪と思わず、それどころか罪だと咎めてくるひとに対して疑問を抱く程度には倫理観が欠如している

伴侶を亡くしてからと言うもの、伴侶が遺した衣類や生活用品を少しずつ使いながら生活をし続けている。とは言え着物が腐ってはいけないので、人に譲る事で少しずつ自分が着る最低限の量に調整している様子

陰陽師と呪術師の違い

呪術師:人の負の感情から湧き出たものを「呪い(呪霊)」としている。これは呪術師にしか祓えない存在とされている。等級は呪術師も呪霊も同じく上から特級、準特級、一級、準一級、二級、三級、四級。特級の呪術師は五人。術式は一人につきひとつだけで、ほとんど先天的な才能に依存しがちな傾向にあるので、必然的に相伝の術式や呪術師の家系が出来上がっている(呪術廻戦で言う御三家の様なものがこの世界にもあったりなかったり)。陰陽師よりも人口は多いものの、それに反比例するかのように呪霊の発生率が多いので万年人手不足。政府に呪術省があるので政府公認ながらも、その政府機関は規定に則り一般人には公表されず、また設立された呪術師の組織や教育機関も呪術師と陰陽師しか知らない。当然呪詛師による悪質な被害もあるが、そう言った呪詛師は侮蔑を込めて通称「堕落師」と敬遠されている

陰陽師:妖術師とも呼ばれ、五行思想(木火土金水)からなる妖術を扱い妖怪を祓う。呪術師の家系からある日産まれた事から初めて観測され、以降多発。比例する様に妖怪の存在も認知されるようになった。尚、「妖怪」は人の妄想からなるものだが、そこに一定以上の負の感情加わると「呪霊化」する。ゆえに線引きは曖昧。妖怪を祓うために必要な妖力は呪力を変化させたもなので、素材は呪力と同じ。よって妖力で呪霊を祓うことは理論上可能だが結果は出ていない。基本的に妖術も先天的な才能からなるものだが、先述した通り妖術は呪力を変化させて妖力としたものなので後天的な習得も可能。故に呪術師と陰陽師を兼業する人もいるにはいるが数は少ない。それはその後天的な取得(主に呪力を妖力に変化させる工程)が難しい上、妖術を先天的に授かって生まれる割合が非常に少ないので呪術師よりも人手不足。陰陽師が生まれる条件もまた不明で、一般家庭から素養のあるものが産まれることもある。また、呪術師が陰陽師になる事は出来ても、術式を持たない陰陽師は呪術師にはなれない。等級は妖怪も陰陽師も同じく上から特一級、特級、準特級、一級、準一級、二級、三級、四級。特一級は酒呑童子、ぬらりひょん、九尾、鵺、大嶽丸、八岐大蛇の六体。特級は茨木童子、大天狗、でいだらぼっち、玉藻前、土蜘蛛、海坊主、雪女、鎌鼬、がしゃどくろ、牛鬼の十体。陰陽師で特一級を冠する陰陽師はひとり。特級は三人。また、特一級は「特級なのはわかるけどそれにしても強すぎるやろがい」という陰陽師勢からの不満を拾い上げた結果できた等級。呪術師と同じく管理機関は呪術省。その他呪術師と同様

兼業者:十万人に一人くらいの確率でいる。全世界からかき集めても呪術師の人口が約二億人程度なのに対して、陰陽師は約七千九百万人ほど。なので非常に少ないが、言ってしまえば「東大卒で司法試験受かってます」状態なので引く手数多。また、兼業者になるには呪力と妖力の切り替えが素早く行える技量を求められるので、先天的に才能がありでもしない限りは相当な修練が必要

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先述した通り一次創作。そのひとり

雑談〜物語迄、幅広く対応する所存。強いて言うなれば長文描写嗜好

紡ぐ言葉に際限は無く、3桁は当然。とは言え短文もそれなりに。酸いも甘いも喜怒哀楽も何もかもを楽しめれば幸い

返書気紛れにつき、この場を借りて陳謝

基本的に歩くは車道側。無理矢理に歩道側を歩かさせられた折には、足を引っ掛けて転ばせる等の反撃がある為注意

抱擁等触れ合い大歓迎。寧ろ此方から仕掛けがちにつき、触れ合いの苦手な方は申告を頂けると幸い。当たり障りのない場所へ接吻も。尚、それ以上の触れ合いは御遠慮

戦闘可

黄泉へ流す文の閲覧自由。尚、自己責任。拡散せず、瓣を乗せて流すのみにして頂けると幸い

短命断固拒否。無縁の場合、施錠後も部屋での対話を希望

他、フィーリング。気になる点や不明点は気軽にお尋ねを。深く永い縁を紡いで頂ければ

黒子壮丁。詮索自己責任

○合言葉

最後まで目を通した方→文末に5を

閲覧をここまでにした方→文末に3を

随時更新

以下、閲覧任意

「ないしょ」

「▅▅▅▅」に関する報告書(現代語訳済)

下記の情報は規定第▅▅条により、観察担当▅▅▅▅以外の取扱いの一切を禁止とする

1.観察概要

「▅▅▅▅」の長期観察

2.観察対象

特一級指定危険妖怪「▅▅▅▅」、その首

・1168年6月4日

特一級指定危険妖怪「▅▅▅▅」の首の所有者を近隣住人の証言により特定。奉公人として潜入

・1168年6月5日

特記事項無し

・1168年6月6日

特記事項無し

・1172年5月21日

ひとりの赤子が誕生。専属医により先天性色素欠乏症と診断される。母・六條千里が特出して神聖視。それ故か幼名無し。兄・六條天香は可愛がっている様子

父・六條丘貉―陰陽師。▅▅▅▅神社神主

母・六條千里―呪術師

・1172年5月22日

特記事項無し

・1172年5月23日

特記事項無し

・1176年6月7日

母・六條千里、特一級指定危険妖怪「▅▅▅▅」の▅を対象への食事に混入させる。兼ねてより父・六條兵貉が神主を務める▅▅▅▅神社にて奉られる特一級指定危険妖怪「▅▅▅▅」への強い信仰心が見られた。対象、変化無し。兄・六條天香、発熱、蕁麻疹、痙攣等の症状有り

父・六條丘貉、育児放棄

・1180年6月15日

兄・六條天香、夭折。対象、特一級指定危険妖怪「▅▅▅▅」へ変貌。母・六條千里、対象を▅▅▅▅神社本殿に監禁し、祭神として新興宗教を設立。兄・六條天香の亡骸を対象に強制的に食べさせ、それを初の供物とした

父・六條丘貉、これを機に神主を引退。後日離婚

離婚を機に対象への虐待が始まった

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特一級指定危険妖怪「▅▅▅▅」とは

特一級指定危険妖怪「▅▅▅▅」とは、近江国の長者の娘・玉姫御前と、伊吹山の伊吹大明神(八岐大蛇)との間に生まれた。伊吹大明神の託宣によって出産後、玉姫は伊吹山に上り、▅▅▅▅は祖父である長須の長者の子として育てられた

絶世の美少年であったため多くの女性に恋され恋文をもらったが、もらった恋文を読みもせず全て焼いてしまったところ、想いを伝えられなかった女性の恋心が煙となって彼の周りを取り囲み、その怨念によって鬼になったという

▅▅▅▅は伊吹山に上り、母の導きで山の北西にある岩屋に引きこもると神通力を持つ本物の鬼となり、一体の人々を攫って食べる様になった。これを憂いた母の祈祷によって伊吹山から追放されると、日本中の山々を彷徨い、最終的に大江山に辿り着いた

そして一条天皇の時代、京の都の若者や姫君が次々と神隠しに遭った。安倍晴明に占わせたところ、大江山に住む鬼の仕業とわかり帝が995年に源頼光と藤原保昌らを征伐に向かわせた。頼光らは山伏を装い鬼の居城を訪ね、一夜の宿を取らせて欲しいと頼む

▅▅▅▅らは京の都から源頼光らが自分を成敗しにくるとの情報を得ていたので警戒してさまざまな質問をする。なんとか疑いを晴らし酒を酌み交わして話を聞いたところ、大の酒好きなために家来から▅▅▅▅と呼ばれていたことや、平野山に住んでいたが伝教大師が延暦寺を建てて以来そこには居られなくなり、849年から大江山に住み着いたことなど身の上話を語った

頼光らは鬼に八幡大菩薩から与えられた「神便器毒酒」という毒酒を振る舞い、笈に背負っていた武器で身を固め▅▅▅▅の寝床を襲い、体を押さえつけて首をはねた。生首はなお頼光の兜に噛みつきにかかったが、仲間の兜も重ねて被って難を逃れた。一行は首級を持ち帰り京に凱旋。首級は帝が検分したのち宇治の平等院の宝蔵に収められたが、1168年何者かによって持ち出され以後行方不明である

故に、▅▅▅▅神社にて奉られるのも、本殿に飾られる木像を対象とした偶像崇拝と信じて疑わなかった私は、何故特一級指定危険妖怪「▅▅▅▅」の▅を所持しており、観察対象であるたったひとりの子供が特一級指定危険妖怪である「▅▅▅▅」に変貌し、対象の兄・六條天香が夭折するに至ったのか判らずに居た

結論から言えば、六條千里の目的は没落した六條家を貴族に返り咲かせるために子供を利用していたに過ぎない

元は貴族だった六條家だが、中々男児を産んで天皇にする事が出来ず、女児も伴侶に選ばれることがなく没落。術式も妖術も扱えない者ばかりだったので、占星術や陰陽道を重んじる貴族の世界に凡人は必要なかった。とんとん拍子で没落して平民同様の生活を行っていたことを、六條千里は許せなかった

だから先祖が奪った▅▅▅▅の首を使い、男児の場合は天皇として、女児の場合は天皇の伴侶として嫁がせようとしたという

結果的に六條千里は不老不死と化した対象が、どれだけの傷に耐えられるかを試すために致命傷を負わせて、対象を自分の玩具にした。そのお陰で対象は痛覚に鈍くなり、腕を切り落とされても指先から細かく切り刻まれても表情すら変えなくなってしまった。年端もいかない幼児が殴られても悲鳴ひとつあげずに実母に土下座をする姿は、使用人一同や自分には精神的嫌悪感すら抱かせる程度には胸糞の悪い光景だった

術式・鏡花水月は自身の肉体を分子に変化させる呪術。存在しているが触れられない、という意味をそのまま術式として汎用した様なものなので、物理攻撃を一切無効化させる一方、表面積が大きくなるので炎との相性が悪い

それを知った六條千里が、対象に術式を展開させて火で炙り始めた時は思わず目を逸らしてしまった。観察どころでは無かった

自分がそんな辛い経験をして来たからだろう。対象は▅▅▅▅と言う世間が忌むべき存在に成ったにも関わらず、あまりにも優しすぎた

あまりにも全てを憎みすぎて、あまりにも全てを愛しすぎた対象は成長と共にその端正な容姿に磨きが掛かって天人のようになり、比例するように性格も丸く穏やかになっていった

だから、親族の尽くを手に掛けるだなんて思いもしなかった

閲覧感謝