もともと漫画は好きでしたがハマるほどのことはなく良い距離感で読んでいました。
でも1990年前後あたりからの10数年の漫画的な記憶がありません。なぜかこの頃の有名作を読んでいない、空白の時代です。
なので好きな作家、作品に時代的な偏りがあります。
萩尾望都
山岸凉子
吉田秋生
青池保子
ゆうきまさみ
荒川弘
大和和紀
浦沢直樹
川原泉
…蔵書的にはこんな感じです。
2019年11月に初めての電子書籍購入(無料)「日に流れて橋に行く」日高ショーコ から始まった電子書籍生活、何冊かの無料購読を経てとうとう有料で購入した最初の商業BL
2020年7月
「理想の上司とする恋は」衿先はとじ
「嘘つきのアトリエ」衿先はとじ
「ゴールデンスパークル」鈴丸みんた
「人はなぜ働かなければならないのか」山田ユギ から始まり、すぐ
2020年8月
「憂鬱な朝」日高ショーコ
「無邪気なわんこと猫かぶり」にやま
「僕のおまわりさん」にやま
「そんなに言うなら抱いてやる」にやま
「恋するつもりはなかった」鈴丸みんた
と続きました。
上記は今でも私にとって大切な作品です。
本格的に拍車がかかったのはキヅナツキ「ギヴン」からだと思います。"電子書籍始め"は上記のタイトルでしたが、勢いあまって紙の本を買ったのは「ギヴン」が最初です。
そしてえろなしBLには萌えと癒しを求めており、なかでも古矢渚先生が大好きです。「君は夏のなか」は生涯のバイブルだと感じております。
同時期に「同級生」「それでも、やさしい恋をする」「花は咲くか」「憂鬱な朝」を次々紙で買ってしまいました。
家族に腐バレしたくないので紙の本は増やしたくないのですが、もともと漫画は紙で読みたい派なのでじわじわと増殖しています。
1番手にとって感じたいと憧れている座裏屋蘭丸作品は腐バレ防止のために我慢しています。いつかVOIDをこの手にとってこの目で見る日がきますように!
☆好きな作家先生
座裏屋蘭丸
日高ショーコ
ヨネダコウ
古矢渚
鈴丸みんた
にやま
市川けい
夏目イサク
ゆいつ
山田ユギ
夏野寛子
ためこう
中村明日美子
木下けい子
丸木戸マキ
里つばめ
阿部あかね
大島かもめ
おげれつたなか
アマミヤ
重い実
倉橋トモ
山本小鉄子
薄井いろは
まだまだ沢山好きな作家さんがいます。
基本的に日常生活におけるBLが好きなので学生もの、会社員もの、お仕事ものと言われるようなジャンルが主食です。
日常系、普通の生活の中でのやりとりが大好きです。
ケモノやもののけ、神様などの人外系や、DomSub、オメガバースなどの特殊設定系はずいぶん慣れてきたとは思いますが進んで選びません。読まないということはありませんが。
あと、好きな作品の系統として「対等」がキーワードというのがあります。
二人の関係性に明らかに一方的な役割的上下関係、支配従属関係が見えるとかは(ストーリー次第とはいえ)萌えを削ぎます。
年の差そのものは好きですが若いほうが若すぎるのは苦手です(まあハッキリいうとショタ)。もちろんストーリー次第なのでちゃんと二人が「対等」に男性同士として関係を育む様子がわかるストーリーなら楽しめます。
その派生で「対等」は左右にも影響し、実はリバーシブルに拒否感がなく、むしろ全く違和感がありません。
濡れ場について。
いつでもどこでもどんなときもすぐ挿入するのは(ストーリー次第とはいえ)所詮ファンタジーだなあと思ってしまいます。男女と違ってすぐに入れられないからこそ生まれるやり取りが良いのに、と思うし挿入だけがセックスじゃないところを見たいと思うのです。
ついでに言うと、セックスシーンはご褒美、デザートという考え方ですので、無くてもその他の要素で満足できたらOK、必須ではありません。そしてデザートなので甘いほうが好き。というか甘くないと。
お察しの通り、好みの傾向は完全に光属性です。
ハッピーエンドでなければならないということではなく、表現として精神的身体的に凌辱されるのがつらいので、いくらそれは裏に執着愛があるせいでと言われても読むのはしんどいです。
ストーリー的な辛さを読み手の満足感に変換できないヘタレ読者です。
ここまて何度も「ストーリー次第」と繰り返してきましたが、結局最大のポイントはストーリーです。何が読みたいかというのは作者が編み出す「とある人間同士の物語」なので私が苦手な題材を取り扱っていても話が良いと思ったら好きになります。